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元FIA会長のジャン-マリー・バレストル氏が死去
FIA(国際自動車連盟)前会長のジャン-マリー・バレストル氏が、現地時間(以下、現地時間)27日、死去していたことがわかった。86歳だった。
ひとつの時代の終焉
バレストルはF1カーに詳細なクラッシュテストの規定を作り上げたことで知られており、安全性を飛躍的に向上させた功労者でもあります。しかし同時に1990年代初頭、同国人のプロストを身びいきし、セナに対しては厳しい態度を取ることが多かったり、1988年からのターボエンジンの過給圧を2.5バールに規制するにあたっては人種差別ともとれる発言が多かったことから当時は物議をかもしました。(1989年からターボエンジンは禁止になりました)
1991年、バレストルはFISA会長選挙でマックス・モズレーに敗れ、1993年のFIA会長選挙でもモズレーに地位を譲りました。その後は1996年までFFSAの会長職を務ました。
ティレル(Tyrrell Racing Organization Ltd.)代表ケン・ティレル氏・ハーベイ・ポスルスウェイト博士(エンジニアおよびテクニカルディレクター)とともにF1界で活躍した方が亡くなっていくのは大変残念であり、さみしいことです。
F1界とて時代の流れに乗っています。たとえ一部の権力者が実権を握っていてもです。新しい技術・新しいレギュレーション・若いドライバーやエンジニア・デザイナーたちが次々とデビュー・進出しています。
バレストル氏が亡くなったことは残念ではありますが、あとを引き継ぐ方に期待し、今後ますますF1が魅力的なものになる事を願います。


